読書

読書を始めようと考える人へ最初にお勧めしたい本【読書する人だけがたどり着ける場所】

読書をしたくてもなかなか始められない人、読書してみようかと考えてる人、何を読んだらいいのか分からない人に、最初にお勧めしたい本「読書知る人がだけがたどり着ける場所」です。

いかにも、というタイトルの本ですが、読書をすることで身に着けることができることや、ネットで情報収集と読書との違いを上手に教えてくれます。

この本を「読書」を考えている人や、「読書」しようか迷っている人にお勧めすることが多いです。

お勧めする理由

お勧めする理由

本の中にでてくるお勧めの本を読み飛ばしてしまえば、2~3時間で読み終わる内容ですので、そこまでハードルも高くありません。

何より、この本をお勧めしたい理由は、読み終わったときの読書へのやる気、モチベーションを上げさせてくれることです。

読み終わった後、「読書しよう」と感じさせてくれます。

そのように感じるのは、私だけではありません。

実際に人に勧めて、読み終わった感想も「読書しようと思った」ということでした。

1度読み終わっていても、2度目、3度目と読んだ時にも「読書しよう」と思います。

ですので、読書へのモチベーションを上げたいとき、難しい本にチャレンジしたいときに読むことがあります。

著者の言い回しが、上手い

著者の「齋藤孝」さんは、教授をしている経歴のためか、長年の読書をしていたためか、引き込まれる文章を上手に使いこなしています。

要するに、説明が上手なのです。

「なるほど」と何回も思わせてくれます。

また、「そうそう、それそれ」と思わせてくれる的確な表現や語彙力も豊富で学ぶことが多いと感じます。

おかげで、読んでいて飽きにくいのです。

初めて読んだとき、私は一気に読み終わってしまいました。

内容について

内容について

実際に読んでもらえば分かると思います。

ただ、それだけでは興味を持ちづらいと思うので、私の琴線に触れた点について、少しだけ内容について私の所感を話したいと思います。

インターネットと読書の違い

インターネットで文章を読むのと読書で文章を読む差について、本の中で解説があります。

簡単に言うと、インターネットで読む文章は「消費」で、読書で読む文章は「体験」だとあります。

どういうことかというと、インターネットで読む文章では「つまらない」と感じたら、「面白そうな」次を探し始めるので、そのまま文章を「消費」しているかのようにしてしまいます。これでは記憶に残りづらい。

たしかに「調べて分かったつもり」になっていることを後で思い返しても、きちんと覚えていないことが多い、と自分を振り返りました。

では、読書が「体験」というのは、ほんの主人公となって経験しているように感じたり、著者と対話しているような風に感じたりすることだということです。

私の場合は、全ての本で感じることはなく、たまに経験したかのように感じ取ることがあります。この体験については、私もそんな風に感じることもあるかな、という印象です。

きちんと向き合って読書しようとするよりも、何となく読むという消費する読み方が多いので、内容を覚えていることがほとんどありません。

もったいない時間の使い方だと我ながら思います。

ただ、思考することがよくあり、内容よりも思考したことばかり覚えています。

そして面白いと感じた本は、時間をおいて忘れたころにもう一度読むので、それでいいと思っています。

浅い人、深い人の考察、深い人の基準

浅い人、深い人について、感覚的には分かるのですが、文章で説明しようとすると難しいので、ここでは「思慮深さ」の度合いだとします。

言う事、成す事、全てにきちんとした根拠がなく、ただ格好良さそうとか、なんか可愛いとかという人いませんか。

また、考えが足りずいつも失敗する人はいませんか。

逆に、トラブルが起きても分かっていたかのように対応してしまう人はいませんか。

これは、思慮深い人の差だと思います。

この深さは教養で差がついていると、著者が言っています。

1つ事柄から色んな事を読み取ったり、この場合はこういう意味があると認識する力が教養によってもたらされている、ということです。

教養については、私も無い方だと思っているので、実感がわきませんが、認識の深さについては身に覚えがあります。

例えば、知識が豊富でかつ多角的な視点で考えていないと、自分以外の誰かが呼び込んだトラブルに上手に対応できない、ということです。

仕事をしているときに良く遭遇するのですが、状況を聞いただけで、原因を言い当てたりされると、「なぜ分かるのか」と驚かされることがありました。

また、著者がいう教養は「狭く深く」ではなく「広く深く」としています。

私の場合、これがなかなか難しいです。

興味を持てば深く知ろうとするのですが、興味の幅が狭いのです。

そして、物事の本質を捉えたと思ったら、一直線、最短距離を目指しがちです。

自分一人であればトラブルへの対応もできるのですが、他社から齎されたトラブルは想定できていないことばかりですので、対応が後手後手になりがちです。

きっと、私は一方的な視点でしか見れていないのだと思います。

別の視点で物事を考えることがまだ足りていないことを実感させられました。

まとめ

まとめ

ここまでの内容は、書籍の最初から3分の1程度の内容です。

それでも、感じた点や思考した点、私の琴線に触れた点はまだまだありますが、2点だけ抜粋しました。

きっと私が解説したつたない文章より、実際に手に取って読んでもらった方が分かっていただけると思います。

お勧めするにあたり、読み直してメモをし始めると、キリがないと感じています。

ほぼ全ページについて、感じることがあり、考えることがありました。

たまたま、私に合った本だったかもしれません。

私以外の方が読んだら別のところが良かったと感じるかもしれません。

読書への「やる気」「モチベーション」への効果

ただ間違いなく、読んだあとに読書への「やる気」「モチベーション」が高くなります。

なぜこの本は読書への「やる気」「モチベーション」を高めてくれるのか、考察しました。

この本は「読書」をすると身につくことを上手に解説してくれています。

読んでいると「自身ができていないこと」「やると効果があること」を自然と考えることになり、身に着けるためにはどういう事をしたら良いのかを具体的に説明してくれています。

どういった本を読むとどういった風に考え方が身につくのかを説明されていますので、自然とやってみようと思うことができます。

そして「読書」をすれば良いと上手に導いてくれます。

気が付けば「読書」への「やる気」「モチベーション」が上がっているのです。

改めて、お勧めする理由

改めて、お勧めする理由

この本を読み終わったら次の本が読みたくなっているでしょう。

ですので、読書をしようと考えている人へ最初にお勧めしているのです。

また、すでに読書をしている方にも今一度「読書」への「やる気」や「モチベーション」を上げるためにも効果的です。

もし読んだことがなければ、一度読んでください。

「読書」をしようと感じさせてくれます。