人は誰しも自分の過去を振り返って、今までのままではいけないと思い、これから変わろうと思うことがあります。
そんなにすぐには、変われない。
事実です。
本気で変わりたいと願うのであれば、変わるために1年以上の期間をがんばれるのか、自分に聞いてみましょう。
できたら変わりたい、ではいつまで経っても変われません。
もし変われた経験があるのであれば、ラッキーだったのです。
自分を変えたい本気の理由を考える
成績を上げたい、英語を話せるようになりたい、社交性を身に着けたい、きれいになりたい、カッコよくなりたい。
人それぞれ、色んな理想があります。
きっと今の自分に足りないと感じていて、できるようになれば、より良い人生になると信じているのだと思います。
この理想をかなえるためには、それ相応の代償が必要です。
例えば、学校の成績を上げたいのであれば、毎日勉強をすれば良いなんて誰でもわかることです。
そして、勉強をせずに学校の成績が上がらないことも当然のことです。
もし、勉強せずに学校の成績を上げたいと考えているのであれば、そんな都合の良いことはないことも分かるでしょう。
変わりたいと思うのは、感情的な着想です。
感情は一時的な起爆剤として優れていますが、継続性に欠けます。
一時的な行動では、すぐに元通りに戻ってしまいます。
つまり、行動を継続し続けるには、感情だけではなく理性的な理由も必要です。
なぜ、変わりたいのか理由を沢山考える
変わりたい理由を沢山書き出しましょう。最低でも、10個以上は書き出しましょう。
2,3個はすぐに出てきますが、10個はなかなか出てこないことに気付きませんか?
もし、10個が簡単に出てきたのであれば、似た理由ばかり書き出してませんか?
考えるのに使った時間、書き出した数の分だけ、変われる確率が高くなります。
沢山の理由からベスト3を決める
理由の中から、自分にとってのベスト3を決めます。
2つの理由を1つにまとめてもいいですし、1つの理由を2つに分けても構いません。
なぜベスト3を決めるのかというと、人が強く思いを持てる最大数が3つと言われているからです。
多すぎる理由は、思いが分散して強く思えなくなってしまいます。
少なすぎる理由は、気が変わったときに理由を見失います。
ここで大事なことは、1年間努力し続けるために奮起できる理由であることです。
ベスト3の理由を決めたら、スマホの壁紙にしたり、部屋に張り出したりしましょう。
毎日見ることで、自分が変わるためのモチベーションにしましょう。
3か月挑戦してみる
1年間続ける理由を探しておいて「3か月しか挑戦しないのか」と思われるかもしれません。
1年間続ける理由を見つけても、意外と3か月しか持たないものです。
日々、新しい情報が入ってきて「意味がないのではないか」と自問自答してしまうからです。
ここで重要なことは、3か月の間に「変わる理由」をより強固な理由にできるか、ということです。
1度決めた「変わる理由」も意味合いを強めたり、目指したところがより憧れるところであったりしないと「大事な事」だと分かっていても、逃げたくなることがあります。
とくに、自分にとって嫌なことであったりすると、継続は難しくなります。
楽しんで挑戦できるものを見つけたり、モチベーションを高める本や動画を見たり、憧れている人に会いに行ったりしましょう。
もし、継続するための努力が不要なのであれば、あなたにとって、挑戦していることは才能がある、得意なことです。
振り返って自信をつける
挑戦してどの程度の日数が経過したのか。
挑戦してからどの程度、効果があったのか。
振り返ってみましょう。
もし、効果を実感しづらい挑戦なのであれば、何にどれだけ時間を使ったのかを、数字にしてみましょう。
実感しづらくて、努力した分効果が出ています。
やってきたことは嘘をつきません。
やってこなかったことも嘘をつきません。
まとめ
ここまで紹介した方法は、コツコツ続けるための方法の一つにすぎません。
自分にとって大事なことを見つめ直すことで「もうやらなくてもいいのではないか」という自分への言い訳をしないようにしようということです。
3か月継続できれば、習慣化へのハードルはほとんど超えれるでしょう。
そして、3か月続いたのだから、1回ぐらい休んでも大丈夫という誘惑にも打ち勝つ理由もあります。
もう変わりつつあります。
がんばってください。
継続力を身につけるたった3つの方法【継続は力なり】(Tsuzuki Blog)