睡眠

早起きをしたくてもできない【早起きを習慣化する方法】

早起きは3文の得、早起きが健康に良い、早起きして勉強すると効果的、と知っていてもなかなか起きられない。

長年早起きにチャレンジしては失敗を繰り返してきましたが、今の私はほとんど毎日、6時すぎに起きることができます。

より良い睡眠を目指していたら、なぜか早起きができるようになっていました。

結果として早起きになった方法を紹介します。

早く起きるためには、早く寝る

早く起きるためには、早く寝る

早く起きるためには早く寝ることです。

ですが、分かっていても、なかなか早く寝ることができません。

なぜでしょうか?

人の体内時計体のリズムは、寝る時間を後にずらすのは簡単ですが、前にずらすのは難しい仕組みらしいのです。

つまり、意思の力ではどうしようもないのです。

例えば、普段12時に寝ている人が、いきなり夜の10時に布団に入ったとしても、2時間前倒しして寝付けないことは、いたって普通のことなのです。

では、どうすればいいでしょうか?

寝る時間を調整する方法

寝る時間を調整する方法

早起きを始めたいのであれば、まずは、意識、体内時計などの体の中からアプローチするのではなく、体の外である環境や刺激からアプローチしましょう。

  • 日中に運動する
  • 食事のタイミングを寝る時間から逆算する
  • 体温をコントロールして寝付きやすくする

日中に運動する

運動して体が疲れると、体は回復しようとして睡眠をとろうとします。

運動をしない人ほど、なかなか眠れません。

(もうすこし説明文を書く)

食事のタイミングを寝る時間から逆算する

食事をして、腸内が活発に動いていると、眠りにくい状態になります。

昼食後に眠くなるから、夜寝る前に食後をとろうと考えてるかもしれません。

昼食後に眠くなるのは、別の要因もあって眠たくなるので、単純に食事をしたら眠くなるわけではないようです。

仮に眠たくなったとしても、腸内では活動しています。

体内は活動していては脳が100%と眠ることができません。中途半端な睡眠になってしまうので、疲れが取れずに、朝起きるのがつらくなります。

最低でも寝る3時間前までに食事を済ましておきましょう。

体温をコントロールして寝付きやすくする

体の体温を下げると眠りやすくなります。

だからと言って、力んだりしても、体温を上げり、下げたりすることはできません。

体の特性を生かして、体温を下げます。

体は体温が上がると、体温を下げようとする特性があります。

つまり、入浴することが非常に効果的です。

お湯に浸かって体温を上げた後、ゆっくりと体温が下がっていきます。

体温が下がりきるまで30分から90分ほどかかります。

体温が下がったころに布団に入ると、普段よりもずっと寝付きやすくなるのです。

早起きを習慣化する方法

早起きを習慣化する方法

ルーティンを作る

早起きを習慣にするには、早く寝ることを習慣にすることです。

早起きは意志の力だけでは、1、2回早起きることができても習慣にすることできません。

いつも通りの時間に寝ていれば、睡眠時間が不足しているので、すぐに元通りの時間に起きるようになってしまいます。

布団に入ってから寝ようとするよりも、布団に入る前から寝る準備をしておくと早く寝つくことができます。

寝る時間から逆算して、ルーティンを始める時間を考えておくと、習慣化しやすくなります。

寝る時間の90分前に入浴を終え、入浴にどのぐらい時間を使うのかを決めれば、入浴する時間も決めることができます。

体が慣れるまで時間がかかる

早く寝ることに体が慣れるのにも時間がかかりますし、適切な睡眠時間になるのにも時間がかかります。

早く寝るには、こちらで紹介した方法がありますが、適切な睡眠時間になる方法は徐々に慣らすしかありません

初めのうちは、早く寝ても早起きできないことがあるでしょう。

自分自身では把握できていな睡眠不足があるためです。

およそ年齢や個人差がありますが、睡眠時間の平均はおよそ7時間前後です。

普段の睡眠時間が適切な睡眠時間より少なければ、多めに睡眠してしまうからです。

早く寝ること、適切な睡眠時間をとること、どちらも1週間ほど継続すれば、体が慣れていきます。

最初の1週間は効果や成果が分かりにくいですが、確実に早寝早起きの体へ変わっています。

焦らず、続けましょう。

また習慣化するときによく言われるのが「21日の法則」というものです。

ルーティンを作って、まずは21日続けることを目標にしてみてはいかがでしょうか。

人によって習慣化に必要な日数はことなりますが、21日続ければ実体験としてメリットとデメリットを感じることができるでしょう。

そうすれば、自分自身で本当に早起きを続けたいのか、どうかを判断できると思います。

早起きするメリット

早起きするメリット


睡眠をとると脳がリフレッシュしています。

つまり、朝の時間帯にもっとも思考力があるのです。

この思考力が高いときに学習すると、学習が捗りやすく、記憶も定着しやすいです。また、思考力が高いときに重要な判断をすると、しっかり考えて答えを出すことができます。

「朝勉強」のススメ~朝は勉強のゴールデンタイム~

蛇足

「食事」と「睡眠」と「運動」の全てがバランスよくとれていると、自然と健康になれます。

最近の健康ブームでは「睡眠」も取り上げられていることが増えました。

ただ「食事」と「運動」に比べて、「睡眠」はあまり重要視されていない人が思ったよりいるように感じます。

バランスの良い食事と同じぐらい、睡眠時間も重要だと、私は思います。

睡眠不足、寝不足で起きる問題。睡眠不足、寝不足を解消すると絶好調になる。