持論

自分自身を大きく成長させる方法【自己評価と人からの評価でおきるギャップを飲み込む】

他人から評価されたときに「本当の自分を分かっていない」と憤りを感じることありませんか。

仕事で良い結果を出したと思っていても、人からの評価が微妙だったことはありませんか。

生活の中で人と接していると、よくあることです。

自分自身を成長させて、このギャップを自然体で受け入れるようになりましょう。

初めのうちは飲み込むのは苦しいですが、飲み込み方を覚えて、自分自身を大きく成長させましょう。

その理由と、飲み込み方を紹介します。

自己評価と他人の評価とでギャップがある理由

自分自身を大きく成長させる方法

自己評価と他人の評価とでギャップがある理由

自己評価と他人の評価とでギャップがある理由は大きく分けると、2つあります。

  • 見えないところは、評価のしようがない
  • 同じ基準で評価していない

理由1.見えないところは、評価のしようがない

「自己評価が間違っている」わけではありません。

ただ、「どんに熱い想いを持っていようが」、「どんなに大変な目にあっていようが」、他人から見えないところを判断できません。

自己評価では、自身の思いや大変な点をどうしても、加点評価してしまいます。

自分自身で客観的な評価をするのは、難しいことです。

客観的な評価をしようとすると、自分自身のことを他人が見たように評価する必要があります。

意識せずに、自分自身を客観視することは難しいのです。

理由2.同じ基準で評価していない

自己評価では自身の良い結果だけで評価してしまうことが多いです。

自身のダメだった点は良い結果が出た後に帳消し(ダメだった点の減点がなくなった)と考えがちです。

他者評価では良い結果だけでなく、ダメだった点も含めて評価します。

良い結果とダメだった点とで帳消しになることはほとんどありません。

ダメだった点はきちんと減点されるのです。

自己評価では、自身のプライドを守るために無意識に甘く見る傾向があります。

自分がやった失敗は許してほしいですが、同じことを他人がやった場合は許せなかったりします。

他人の評価を重要性

他人の評価を重要性

他人の評価を重要視する

自己評価と他人の評価とでどちらを重要視するべきでしょうか。

自己評価を重要視する方は、自身のプライドがより強固になって「自分を分かってくれない」と閉塞感を感じるでしょう。

他人の評価を重要視する方は、自身を変えることができ、成長させることができるでしょう。

他人の評価は、いわば世間の評価です。

自分自身のことをどう評価しているのかを知ることが、自身を成長させる第1歩です。

学ぶ意識があっても、どう学ぶと評価されるか分からないのでは、他人から見れば成長していないのも同然です。

自分自身がどう思われているのか、「評価は他人がするもの」です。

自分に都合の悪い評価こそ、重要

「悪いところがあったら言ってください。直します。」という方がいますが、たいていの場合、自分にとって都合の良い評価や指摘にだけ反応して自分に都合の悪い評価や指摘には「それは自分に関係ないこと」と切り捨ててしまう人がいます。

それでは、自分の器の中でやり方を変えるだけでほとんど成長できていません。

自分にって都合の悪い評価は、反射的に反論したり、否定したりしてしまいます。

そのような評価と向き合おうとしても、自分自身を否定されるように感じるので、辛く感じるでしょう。

そういった評価を飲み込むことができれば、自分の器が大きく広がり、成長させることができます。

自分自身を大きく成長させる方法

自分自身を大きく成長させる方法

飲み込んで自身を成長させるメリット

では、成長させるとどんなメリットがあるのでしょうか。

  • 人にやさしくなれる
  • 人からの評価で傷つかなくなる
  • 自分自身を甘やかさなくできる
  • 自信がつく

人にやさしくなれる

「許せなかったことが、許せるようになります」

「相手の言い分を聞くことができるようになります」

自分自身が正しいと頑なに考えていると、許せないまま、相手の言い分を聞かないままです。

我慢することなく「仕方がないな」と許せるようになれば、人から見て「やさしい人」に見えるようになるでしょう。

人からの評価で傷つかなくなる

自分自身の評価と他人の評価との差が減っていきます。

そうすると、他人からの評価が悪すぎるとショックをうけるようなケースも減っていくでしょう。

自分自身を甘やかさなくできる

自己評価だけで自分はよくやったと判断することが減り、一般的に十分なレベルと比較できるようになります。

テストで50点をとったときに、「自分にしてはよくやったと思うこと」から「平均点より下回ったので足りなかった」と思うようになります。

何でも他人と比較するのは良くないことだと考えていますが、自身の奮起材にすることが目的なのであれば、自身の成長の為に有効活用しましょう。

自信がつく

自己評価と他人の評価の差が減ると、他人の普通が自分の普通になります。

自身にとって普通のことですが、見る人が変わればそれは普通ではないことがあります。

自身にとっては普通のことですので、自信をもっていて余裕があるように見えます。

【自己流】他人の評価を飲み込む方法

他人の意見を素直に受け入れることができないときに邪魔をしている要因は、「自分自身」や「自分の経験」を否定されたと感じる気持ちです。

初めから素直に受け入れることができれば良いのですが、否定されたと感じていては、簡単に受け入れることはできません。

また、他人の評価が違うと反発しないように気を付ける必要があります。

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私の体験から編み出した方法は、

  1. 自分への評価を他人事のように知ること
  2. いったん忘れる
  3. しばらく経ったら、自然と受け入れていた

です。

順番に説明します。

1.自分への評価を他人事のように知ること

自己評価とは違うけど、そう評価されていると知ることから始めましょう。

自分への評価であっても他人事のように知ることで、反発しないようにできます。

「へぇ、そうなんだ。」と知って、色んな意見があるうちの1つとしておきましょう。

最初はそれで充分です。

2.いったん忘れる

自分への評価を意識したら思い出せるけれど、別の事をしていると忘れています。

忘れてしまえばいいです。

無意識の部分では、徐々に自身へ慣らしてくれます。

3.しばらく経ったら、自然と受け入れていた

自身が慣れたころ、自然と受け入れています。

意識の上では過去形で、そういえばそんな評価をされていたな、と思い返せます。

このとき、気持ちが反発していなければ、受け入れる態勢が整っています。

この方法を私は「消化する」と表現しています。

「消化」してしまえば、自身に足りない点を冷静に見つめ直すことができます。

足りない点を補うのか、長所を伸ばすのか、対応できるようになるのです。

「消化」すること慣れてくると、消化にかかる時間、強く反発しているものでも消化できるようになり、「消化力」も上がっていきます。

まとめ

まとめ
  • 自分に都合の悪い評価こそ、大きく成長するきっかけにする。
  • まずは評価を知り、時間をかけて「消化」する。
  • 「消化」できれば、自分自身を成長させることができる。

他人を直接的に変える事は、できません。変えることができるのは自分自身だけです。

自分自身を変えれば、周りも変わっていきます。

がんばってください。