持論

無意識と上手に付き合う方法【集中力、記憶力、発想力、精神安定、幸福感へアプローチ】

自分で考えている自分と現実との差でイライラしたり、自分には無理かもしれないと内心思いながら取り組むことありませんか?

意識と無意識とのギャップでストレスを抱えているのかもしれません。

無意識と上手に付き合う方法を知って、集中力、記憶力、発想力、精神安定、幸福感を手に入れましょう。

無意識

無意識

無意識とは?

無意識とは、意識していないことを自然と行っていたり、精神状態に影響を与えるものです。

これは、感情や感覚と結びついている本能のようなものであり、意識していないので言葉すらない状態のもので、意識にも影響を与えています。

言葉で説明しても、分かりづらいと思いますので、イメージしやすいように例えてみましょう。

自分の心に、赤ん坊がいると考えてください。

この心の中にいる赤ん坊が無意識です。

赤ん坊は、自由奔放で、素直です。

赤ん坊ですので、言葉では何かを伝えようとしても伝わりません。

嫌な気持ちになれば泣きますし、楽しければ笑います。

無意識とは対照的に、意識とは自分自身です。自身での考えていることが意識だと考えると分かりやすと思います。

この「赤ん坊(無意識)」と「自身(意識)」の2人で体や気持ちが動かされる1人の人格なのです。

面倒くさいと思うかもしれませんが、「赤ん坊(無意識)」ある面で無意識は非常に優秀です。

体の機能を動かすのが上手で、危機に対する反射神経も抜群です。

「自身(意識)」と「赤ん坊(無意識)」のどちらも無くては生きることができません。

無意識は言うこと聞かない

無意識は「赤ん坊」のように、言葉では伝えることができません。

何か行動をするときに意識では「やる」と考えていても、無意識で「嫌だ」と思っていれば、体や気持ちが上手く動きません。

このギャップの差が大きければよりストレスを感じ、結果が上手くいかないとさらにストレスを上乗せします。

だからといって、言葉で伝えられないので、どうしようもないのでしょうか。

そんなことはありません。

心の中にいる「赤ん坊(無意識)」は意識のことをちゃんと見ています。

「自身(意識)」で楽しいと感じたら、「赤ん坊(無意識)」と感じてくれるのです。

問題は、やりたくないと感じている「赤ん坊(無意識)」に「自身(意識)」でやろうとしているときです。

無意識と上手に付き合う方法

無意識と上手に付き合う方法

どんな効果があるのか

「意識(自身)」と「無意識(赤ん坊)」とのギャップによる差でストレスを感じると説明しました。

育児ノイローゼという言葉があるように、似たような現象が心の中でも起こっているのです。

ストレスを感じて当然です。

では、「意識(自身)」と「無意識(赤ん坊)」とのギャップを埋まり、上手に使うと、どういう効果があるのでしょうか。

  • 集中力が上がる、雑念が減る、記憶力が上がる
  • 発想力が上がる
  • 精神状態が安定する
  • 幸せを感じやすくなる

良い効果ばかりですね。

集中力が上がる、雑念が減る、記憶力が上がる

無意識は1つのことに集中する「すごいパワー」があります。

実際の赤ん坊も興味を持ったら1つのことに集中しますが、実際の赤ん坊と違って自分自身と同じ体力がありますので、長い時間集中することができます。

1つのことに集中すると、当然のように雑音が入らなくなります。

1つのことに集中しているので、記憶力も上がります。

この無意識のすごいパワーの恩恵にあずかることが、できるようになります。

発想力が上がる

アイデアというのは、複数のものを組み合わせることです。

意識では常識が邪魔をして、組み合わせしないようにしてしまいます。

無意識には常識なんて関係ありませんので、脈絡もない組み合わせもやってしまいます。

良いアイデアがふと浮かぶとき、無意識で組み合わせたアイデアだったりします。

色んなアイデアを意識して考えた後、気を抜いたときにアイデアがでたりするのは、「無意識(赤ん坊)」が心の中で組み合わせていたりするのです。

精神状態が安定する

意識が無意識に歩み寄ると、「できないものはできない」「できないからやる」「怖いから挑戦できる」とか考え方や意識が変わります。

矛盾した文章に見えますが、感覚的には正しい言い回しだったりします。

感覚的なもので説明が難しく、人によって意味合いが変わったりしますので、矛盾の深堀りはしません。

ただ、感覚的にはその通りであることを自然と受け入れることができるようになり、負担を感じませんので、精神も安定します。

ストレスも感じなくなります。

幸せを感じやすくなる

コップに水が半分入っている状態をどう思うか、という心理テストがあります。

「まだ半分ある」と思うのか「もう半分しかない」と思うのかは自分次第です。

これと同じように、同じ現象を見ても「幸せ」だと感じるのか「不幸だ」と感じるのは人それぞれです。

精神状態が安定しているので、「幸せ」と感じやすくなる傾向があります。

無意識を誘導する

では、「無意識(赤ん坊)」をどう付き合えばいいのでしょうか。

「無意識(赤ん坊)」から歩み寄ることはありません。

コントロールできませんので、「意識(自身)」から歩み寄りましょう。

まずは、赤ん坊のようにコントロールできないものだということを知る事から始めます。

「仕方がありません。赤ん坊ですから、コントロールすることができない」そういうものだと受け入れましょう。

ただ「意識(自身)」のことは見ているので、「無意識(赤ん坊)」へ笑いかけるように誘導する方法があります。

効果がある誘導する方法として3つ紹介します。

  • 真剣に考える
  • 自己催眠
  • サウナに行く

真剣に考える

手軽に始めることができますが、もっとも難しい方法です。

真剣に考えてたとき、その時の感情は無意識にも伝わります。

どれだけ真剣に物事を考えたのか、言語化したのか、その度合いが強ければ強いほど、効果があります。

頭が痛くなるほど、鼻血が出そうなほど、真剣に考えないと効果を実感しづらいかもしれません。

自己催眠

自分自身の意識と無意識に向き合う方法です。

自己催眠は体系化され、きちんと習得することができる方法です。

人によって習得するのにかかる期間が変わりますが、トレーニングすれば効果があります。

本などで紹介されていますので、興味上がれば手に取ってみてはいかがでしょうか。

中途半端な知識で行うと危険ですので、専門家の書籍や立ち合いの下で行うようにしましょう。

サウナにいく

体の感覚や体調からアプローチする方法です。

サウナで体を温め、水風呂で体を冷やし、休憩することを繰り返します。

意識と無意識の両方で、気持ちの良い感覚を味わうことで、ギャップが埋まります。

また、サウナには体調が良くなる効果もあります。

まとめ

まとめ

無意識はコントロールできない赤ん坊のようなもの。

無意識はすごいパワーを備えている。

上手に付き合えば、恩恵にあずかれる。

スポーツ選手、有名人、すごいと思う人も、いろんなやり方で無意識と上手に付き合っていたりします。

無意識と上手に付き合って、より良い生活にできると良いですね。

がんばってください。

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